広島は19歳左腕、巨人はドラ1野手…12球団“次なる新星”は誰?

中日のドラフト1位ルーキー・鈴木博志【写真:福谷佑介】
中日のドラフト1位ルーキー・鈴木博志【写真:福谷佑介】

今季活躍期待の12球団スター候補たち

 2月1日に始まったキャンプもいよいよ終盤。間もなくオープン戦もスタートし、12球団の選手たちは2018年シーズン開幕に向けて、調整の段階を上げていくことになる。

 2017年は、セ・リーグが中日の京田陽太内野手、パ・リーグは西武の源田壮亮内野手が新人王に輝き、DeNAの浜口遥大投手や阪神の大山悠輔内野手、ソフトバンクの上林誠知外野手、オリックスの黒木優太投手や山岡泰輔投手など、多くの若い選手が台頭した。今季は、一体どのような新星が現れるのだろうか。

 新たなスター候補として、各球団1人ずつ選手を予測、ピックアップしてみたい。まずはセ・リーグだ。

○広島・高橋昂也投手(2年目、19歳)
 花咲徳栄高から2016年のドラフト2位で入団した左腕。昨季ウエスタン・リーグで7試合に投げて2勝0敗、防御率1.29をマークした。キャンプも1軍で迎え、18日の中日との練習試合でも3回無失点とアピール。左投手が1軍に少ないチーム事情からも、一気に花開いてもおかしくない。

○阪神・才木浩人投手(2年目、19歳)
 2016年のドラフト3位で神戸市立須磨翔風高から入団した右腕。最速153キロを誇り、2年目のキャンプは1軍の沖縄・宜野座で迎えた。11日に行われたDeNAとの練習試合で3回5三振を奪うなどアピールしており、1軍の座を掴んでも何ら不思議ではない好投手だ。

DeNA笠井はキャンプ直前に支配下昇格、中日・鈴木博は即戦力ルーキー

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