鷹の19歳左腕・古谷が今度は153キロ! 紅白戦で自己最速まで1キロに迫る

ソフトバンク・古谷優人【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・古谷優人【写真:福谷佑介】

初のA組紅白戦に登板、1回2安打1四球も点は与えず「やっぱり1軍の空気はいい」

 ソフトバンクの2016年ドラフト2位の古谷優人投手が、自己最速に1キロと迫る153キロをマークした。

 宮崎キャンプ第6クール初日の24日に行われた4度目の紅白戦。20日のB組練習試合JX-ENEOS戦で150キロ超を連発していた左腕は、このキャンプで初めて紅白戦に参加し、A組のマウンドに立った。

 白組の5番手として最終回の7回に登板した古谷。先頭の九鬼にバットを折りながらも中前に運ばれると、川島には犠打を決められたが、西田の打席で走者が飛び出して刺され、2死となった。西田には四球、松田には左前安打を浴びたが、最後は内川を遊ゴロに切り、1回2安打1四球ながら、無失点に封じた。

 この日は場内の球速表示で川島の3球目、西田への7球目に151キロをマークしていたが、球団スコアラーのスピードガンでは最速153キロを記録していたという。「松田さんには狙ったところより内に入ったし、内川さんのショートゴロもコースが甘かった。シーズン中だったらいかれている。球速はアピール出来たとは思いますけど、そういうところは直していかないといけないと感じました」と振り返った古谷。「やっぱり1軍の空気はいいですね。たまらないですね」と緊張感溢れるA組の雰囲気を楽しんでいた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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