“打者”大谷翔平が実戦デビュー、第3打席で初安打初打点! 痛烈な中前打
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第1打席、第2打席は2打席連続四球で出塁 出塁率は10割
エンゼルス大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、米アリゾナ州ピオリアでのオープン戦・敵地パドレス戦に「2番・DH」で打者として実戦デビューした。第1打席、第2打席ともに四球を選んだ後、第3打席でセンターへ初ヒットを放ち、初打点も記録した。
気温18度の晴天の下、快音が響いた。0-4で迎えた5回1死二塁の第3打席。パドレス3番手の右腕マリオットと対戦した大谷は、初球の150キロ速球を強振。打球はセンターへ抜ける適時打となった。一塁へ到達した後に笑顔を見せた大谷は、代走を送られてベンチへ退いた。
第1打席は1回1死走者なしの場面でライルズと対戦。初球ストライクを見送った後、2球目ストレートを空振りして2ストライク。だが、ここから4球連続ボールを選んで四球で出塁した。
0-4で迎えた3回1死走者なしの第2打席は2番手・左腕バウマンと対戦。カウント3-1からの5球目速球を見送って2打席連続の四球。次打者の2球目が暴投になると、すかさず二塁へ滑り込んだ。
大谷のタイムリーで攻撃に火が着いたエンゼルスは、5回に一気に4点を挙げ、同点に追いついた。