大谷苦戦、メキシコチームとの練習試合で3回6失点 1発含む6安打6K

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回から制球が荒れて6失点、2死からのタイムリーに泣く

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、メキシカンリーグのティファナと行われた練習試合に先発。3回を投げて1被弾を含む6安打6奪三振3四死球6失点と大荒れだった。制球が乱れ、2度の死球の他、暴投など捕手がボールを逸らす場面が3度もあった。

 初回はわずか8球で投ゴロ、空振り三振と簡単に2死を奪ったが、3番打者に初球を打った瞬間にそれと分かる右翼への本塁打とされた。次打者には死球を当てたが、5番打者を見逃し三振に仕留め、回を締めた。

 2回は1死から三塁線を破る二塁打を許すと、右前にタイムリーを運ばれて1失点。次打者は空振り三振としたが、直後に再び右前にタイムリーを許し、3点目を失った。

 3回も荒れた。先頭から四球、死球でいきなり2走者を背負う。空振り三振と右飛で2死を奪うも、この回5人目の打者に左中間を破る走者一掃の二塁打、次打者にも右前タイムリーで続かれ、一気に3点を奪われた。

 この回を投げ終えたところで、球数が予定を超える64球となったために降板した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY