内角苦戦の大谷翔平、指揮官「タイミングの問題」も打撃メカニックは高評価

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

周囲からの心配を一蹴「必ず見つかる自信がある」

 打者としての苦戦が続くエンゼルス大谷翔平投手。14日(日本時間15日)インディアンス戦では「7番・DH」で先発し、3打席に立ったが、快音が響くことはなかった。内角攻めに苦しみ、第1打席には右足首付近にサイ・ヤング投手クルーバーから死球。打率は.100となったが、マイク・ソーシア監督は「タイミングの問題。そのうちに合う」と大谷に対する信頼を見せた。球団公式サイトが伝えている。 

 前日13日は休日を返上して紅白戦に出場し、9打席に立った大谷。メジャー屈指の先発投手クルーバーには、第2打席にバットをへし折られた。周囲から心配の声も上がるが、指揮官は一蹴。「内角に苦戦して、足を動かしすぎている」と指摘しながらも、「実際のメカニックを見ると、スイングはいいし、アプローチもいい」と合格点を与えた。その上で「タイミングの問題。他の打者と一緒で、そのうちに合う」と話したという。 

 キャンプが始まるまで大谷の打撃をビデオでしか見たことがなかったソーシア監督は、「今は直接見ることができる。彼はいいルーティンを持っている」と評価。「彼が(タイミングを)見つける自信があるように、我々も必ず見つかる自信がある」と揺るぎない信頼を強調したそうだ。 

 ヒンスキー打撃コーチも「正しい方向に進んでいる」と話し、開幕に向けて1つ1つ積み上げていく考えを明かしている。監督やコーチのバックアップを後押しに、確実にメジャーに順応していきたい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY