ダルビッシュが好投披露 “シカゴ対決”で5回1失点 今季初安打も記録

カブス・ダルビッシュ有【写真:西山和明】
カブス・ダルビッシュ有【写真:西山和明】

5回に暴投で1失点も相手打線を圧倒

 カブスのダルビッシュ有投手は16日(日本時間17日)、米アリゾナ州グレンデールでの敵地ホワイトソックス戦に先発。オープン戦3度目の先発で巡ってきた“シカゴ対決”で、5回を投げて3安打4奪三振1四球1失点(自責1)の快投を披露した。

 立ち上がりから快調だった。初回は1死からガルシアに中前打を許したが、続くアブレイユを二ゴロ併殺に打ち取り、無失点とする。2回は2奪三振を含む3者凡退。3回は先頭アンダーソンを空振り三振に仕留めるも、暴投で出塁を許す。次打者の打席で二盗されるも、後続3人をきっちり打ち取り、失点を許さなかった。

 4-0で迎えた4回には、先頭ガルシアに右中間へ二塁打を運ばれたが、アブレイユの中堅へのフライで飛び出したガルシアが戻れずに併殺。2死からデービッドソンに四球を与えるも、デルモンシオを中飛に打ち取った。

 失点したのは5回。先頭カスティーヨに中越え二塁打を許すと、次打者が二ゴロで1死三塁。ここで迎えたサンチェスの打席で地面に叩きつける暴投の間に、三塁走者だったカスティーヨが生還。だが、2者を打ち取り、最少失点に留まった。

 打席でも見せた。3回無死一塁の第1打席ではバントを失敗したが、3点リードで迎えた4回2死一塁の第2打席では右前打を放ち、後続の適時打につなげた。

 ダルビッシュがここまでオープン戦2試合に投げて、5回1/3を4安打9奪三振3失点(自責3)の成績だった。29日(同30日)に迫る開幕に向けて、順調な仕上がりを見せている。

(Full-Count編集部)

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