燕3年目廣岡が3打点の活躍 開幕スタメンに「秋からそこを目標にしてきた」

ヤクルトのプロ3年目・廣岡大志【写真:荒川祐史】
ヤクルトのプロ3年目・廣岡大志【写真:荒川祐史】

小川監督は「バッティングの状態がよくなってきている」と評価

 ヤクルトのプロ3年目・廣岡大志内野手が17日、2日連続の打点を記録しチームの逆転勝利に貢献した。16日の広島戦では2号ソロを含む2安打2打点。この日の日本ハム戦(神宮)では1安打ながら3打点の活躍。「昨年、秋からそこを目標にしてきた」と語っている開幕スタメンを大きく引き寄せた。

 4回2死一、二塁で迎えた第2打席。マルティネスが投じた141キロのツーシームを弾き返し中前タイムリーを放つと、1点を追う6回1死三塁では遊ゴロで同点打。8回1死一、三塁の第4打席ではスクイズを決めで決勝点をもぎとった。試合後は山田らと居残り特打を行うなど必死のアピールが続いている。

 小川監督も「ここにきてバッティングの状態がよくなってきている」と評価。石井打撃コーチも「オープン戦でいい例はいっぱいある。慎重に見極めてはいるが、信じてはいる」と手放しではないものの、売り出し中の3年目に期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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