星稜が11安打11得点の猛攻で圧勝 1番・南保、6番・河井が3安打の活躍

星稜が富島を下す
星稜が富島を下す

2番手・奥川も6回2/3を5安打無失点の力投

 第90回記念選抜高校野球は29日、大会7日目を迎え、星稜(石川)が初出場の富島(宮崎)に11-2と圧勝し、3回戦にコマを進めた。3回に打者一巡の猛攻で7点を挙げ、早々に試合を決めた。

 星稜は1回裏に2死満塁から6番・河井の遊撃内野安打で1点を先制。3回に先発・竹谷が四球から2連打を浴びて1-2と逆転されたが、直後に打線が爆発した。

 3回裏、先頭から2連続四球で無死一、二塁の好機を生むと、投手から右翼へ変わった竹谷がライト前にタイムリーを運び、自ら同点に追いついた。さらに犠飛や3本の適時打などで続き、この回に一気に7点を奪取。試合の流れを決めた。

 星稜は、さらに4回にも2点、8回にも1点を挙げてダメを押し、合計11安打11得点で富島を突き放した。投げては3回途中からマウンドに上がった奥川が好投を披露。富島打線に付け入る隙を与えなかった。

 春夏通じて初出場だった富島は、13年ぶり12回目の出場だった星稜の牙城を崩したかったが叶わなかった。

(Full-Count編集部)

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