エ軍指揮官がメジャー初勝利の大谷を称賛「ただ球が速いだけじゃない」

3回以降は無安打無失点「彼の才能が見えた」
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は1日(日本時間2日)、敵地アスレチックス戦でメジャー初先発初勝利を飾った大谷翔平投手について「彼の才能が見えたし、投球をまとめる能力も見えた」と評価した。
2-0で迎えた2回、1死から2連打で一、二塁としたところで、チャップマンに逆転3ランを左中間に運ばれた。だが、3回から立ち直ると4回2死から打者8人を連続凡退。チームは6回に逆転に成功し、大谷に白星をプレゼント。指揮官は「ショウヘイは素晴らしい落ち着きを見せた。マウンドに戻って投球を続け、我々に得点のチャンスをつないでくれた」と話した。
大谷はこの日最速160キロを計時。だが、指揮官は「どのように打者をアウトに仕留めるか見えたはず。ただ球が速いだけじゃなくて、全球をうまく使っている。2回の3連打以外はとてもよかった」と、23歳右腕が球速だけで打者を打ち取っているわけではないことを指摘した。
スプリットやスライダーを生かしながら6奪三振を記録したが、指揮官は「三振数だけでは評価の基準にはならない」と断言。「それまでの過程でいかにストライク先行で行けたかが重要」との見解を示した。
「そんな様子は見せないが(緊張したことは)疑いようもない」と大谷を思いやった指揮官。大谷が踏み出した“二刀流”の道を共に歩んでいく。
(Full-Count編集部)
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