大谷翔平、CY賞右腕から驚弾 米記者も称賛の嵐「この男に不可能はあるのか?」

2試合連続となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
2試合連続となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷がサイ・ヤング賞右腕クルーバーから同点2ラン

 2戦連続の野手スタメンで2戦連発を記録したエンゼルス大谷翔平。4日(日本時間5日)、本拠地インディアンス戦で「8番・DH」でスタメン出場し、第2打席でサイ・ヤング賞右腕クルーバーからセンターへ同点2ランを記録した。際立った活躍を見せる二刀流右腕に地元記者からも称賛が沸き起こっている。

 この日のインディアンス先発はここ4年で3度18勝を記録し、14年と昨年にサイ・ヤング賞を受賞しているクルーバー。大谷は0-1の3回の第1打席で見逃し三振に倒れたものの、2点ビハインドの5回2死二塁の第2打席はセンターへ同点2ランを放った。それまでセーフティーバントの1安打のみに抑えていた右腕から衝撃の一発。しかも前日に続く2戦連発に本拠地は興奮のるつぼと化した。

 大谷はその後もヒットを放ち、2戦連続マルチ安打を記録。エンゼルスの延長13回サヨナラ勝利(3-2)に貢献した。野手として3試合で2本塁打、5打点、打率.429と驚異の数字となっている。

 メジャー屈指の右腕クルーバーから放った一発には現地記者からも驚嘆の声が相次いだ。

 米メディア「スポルティング・ニュース」のライアン・ファガン記者は自身のツイッターで「オオタニが本物のMLBの打者なのかと疑問に思っている人が万が一いるときのために言うが、今日オオタニはクルーバーから本塁打を放ったのだ」とツイート。米ヤフー・スポーツのジェフ・パッサン記者も「冗談はさておき、オオタニがクルーバーから放った大飛球は半端じゃなくお見事だ。彼の才能は規格外である」と賛辞を贈った。

 また米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者も「ショウヘイ・オオタニがサイ・ヤング賞のコーリー・クルーバーから本塁打を放った。この男にとって不可能なことなんてあるのだろうか?」と驚嘆の声を上げ、「ショウヘイ・オオタニは投手と指名打者としてオールスターゲームに投票されるのだろうか? ごもっともじゃないか?」と投手として初登板初勝利、打者として3戦2発を放っている二刀流右腕を称賛している。

(Full-Count編集部)

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