大谷の注目度は早くも最高潮「最もエキサイティングな新顔」「誇大宣伝は本物」

投打で順調な滑り出しを見せている大谷翔平【写真:Getty Images】
投打で順調な滑り出しを見せている大谷翔平【写真:Getty Images】

投打で衝撃与えた大谷、MLB公式サイトは二刀流1週間を徹底解剖

 開幕から7試合で投手として1試合、野手として3試合に先発出場したエンゼルス大谷翔平。投手では6回3安打3失点のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)で初登板初勝利。打者では14打数6安打、打率.429、2本塁打、5打点と圧巻の成績を収めた。オープン戦での成績から懐疑的な視線を送っていた米メディアの評価も一転。称賛の嵐が沸き起こっている。

 ESPNは開幕から1週間が経過したタイミングで「2018年、最もエキサイティングなチーム、選手、テーマ」との見出しで特集記事を掲載。「最もエキサイティングな二刀流のニューカマー」として大谷翔平を選出した。「最もエキサイティングなチーム」にアストロズ、ヤンキース、ナショナルズ、「エキサイティングな1-2パンチ」にジャッジ&スタントン(ヤンキース)、シャーザー&ストラスバーグ(ナショナルズ)、ゲレーロJr&ビシェット(ブルージェイズ)、「未だプレーを続けるエキサイティングなベテラン」にイチロー(マリナーズ)、コロン(レンジャーズ)、ベルトレ(レンジャーズ)らを挙げる中、大谷の二刀流を特筆しており、注目度が急上昇している様子がうかがえる。

 MLB公式サイトでは「誇大宣伝は本物:オオタニはここまで規格外」の見出しで二刀流の今週の動きを徹底解剖。「投手として99.6マイル(約160キロ)を投げ、打者としては112.8マイル(約181.5キロ)を記録」とレポートした。

 特集ではアスレチックス戦でメジャー初の先発マウンドに上がった1日(日本時間2日)の日曜から1日ごとに動向を回顧。初登板ではファストボールの平均球速が97.8マイル(約157キロ)を計時したこと、打球速度や走力も際立っていたことなども詳細にレポートした。

 また米ヤフースポーツは「ショウヘイ・オオタニはすでにMLBの2つの球団より多くの本塁打を放っている」との見出しで特集。二刀流右腕のメジャー1週目のハイライトは「クルーバーから放った本塁打」とし、4日(同5日)のインディアンス戦でサイ・ヤング賞右腕を攻略したことを特筆した。また大谷の本塁打がタイガースとロイヤルズのチーム本塁打(1本)を上回っていることも伝えている。

 23歳は開幕直後にしてその実力を存分に証明した。今後もメジャーのタフな環境で結果を残し続けることができるか。二刀流右腕への注目は早くも最高潮に達している。

(Full-Count編集部)

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