ダルビッシュ今季1勝目ならず、6回を2安打9奪三振1失点の快投も同点降板

ブルワーズ戦で好投したダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦で好投したダルビッシュ有【写真:Getty Images】

テームズに先制弾許すもMVPブライアントに救われる

 カブスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、敵地でのブルワーズ戦で今季2度目の先発に臨み、6回を投げて1被弾を含む2安打9奪三振1四球1失点(自責1)だった。1-1の同点で迎えた7回に代打を送られて降板。勝敗はつかず、今季1勝目とはならなかった。

 初回は2死からブラウンに四球を与え、暴投で二進されるも、続くショウを三飛に打ち取り、無失点とする。2回と3回を3者凡退とするが、0-0で迎えた4回、先頭のテームズにフルカウントから6球目スライダーを右翼2階席へのソロ弾とされ、先制点を許す。

 直後の5回表では1死満塁という好機で打席が回ってきたが、ここでは相手先発デービスに空振り三振に仕留められ、自らのバットで追いつくことはできなかった。

 5回裏を3者連続三振で斬ると、直後の6回に先頭ブライアントが左翼へ同点ソロを運び、ダルビッシュの負けを消してくれた。

 6回のマウンドに戻った右腕はケイン、テームズを連続で2ゴロに打ち取り、最後はブラウンを空振り三振に仕留め、毎回の9奪三振を記録した。

 1-1の7回表に代打を送られて、94球(59ストライク)を投げて降板した。

 ダルビッシュは今季初先発となった3月31日(同4月1日)敵地マーリンズ戦では、4回1/3を5安打5失点で勝敗付かず。カブス移籍後初勝利を目指したこの日も勝敗は付かなかった。

(Full-Count編集部)

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