阪神ドラ2位・高橋遥が7回零封の衝撃デビュー 甲子園初登板初勝利は23年ぶり

甲子園でデビューした新人の初登板初勝利は1995年、川尻以来23年ぶり

 阪神のドラフト2ルーキー・高橋遥人投手が11日、甲子園で行われた広島戦でプロ初登板初先発を果たし、7回2安打無失点の快投で初勝利を挙げた。最速147キロの直球を武器に強打のカープ打線をわずか2安打に抑え、無四球の快投だった。

 新人左腕は圧巻の立ち上がりを見せる。初回先頭の田中を投ゴロ、菊池を146キロの直球で見逃し三振に。続く丸には遊撃内野安打を浴びたがメヒアを145キロの直球で空振り三振に打ち取り無失点。

 初回に1点のリードをもらった左腕は続く5回まで4イニング連続で3者凡退に打ち取り危なげない投球。序盤、中盤と自慢の直球を中心とした配球でカープ打線をわずか1安打に封じる好投を見せる。

 ルーキーの好投に打線も援護。5回に1死満塁から大山が押し出し四球を選ぶと、2死満塁から糸原が左前2点タイムリーを放ち3点を追加した。

 4点のリードをもらった高橋遥は6回。先頭の会沢に左前打を許したが、続く下水流を一ゴロ併殺に仕留めると、最後は田中を遊ゴロに抑えた。7回も先頭の菊池を遊ゴロ、丸を空振り三振、メヒアを二ゴロと3者凡退に打ち取りお役御免となった。

 阪神のルーキーが初登板初勝利を記録するのは2016年の青柳以来、甲子園デビューに限れば1995年の川尻哲郎以来となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY