NZ紙まで大谷を特集、母国の“二刀流”アスリートと比較「どちらが歴史的?」

大谷とボンドは「どちらがより歴史的か?」

 エンゼルスの背番号17について、記事では「オオタニは日本国外では野球狂にしか知られていなかった。今年、ロサンゼルス・エンゼルスでプレーするためにアメリカへ向かうまでは、だ。何が一大事なのか? オオタニは投げて、打つのだ。誰もが気づくだろうが、これは大事なのだ」と驚きとともに評価。一方、ボンドはリオ五輪後にボート活動を一時中止し、バイクに挑戦中だという。

 そして、特集では「どちらがより歴史的か」と大谷とボンドを比較。メジャーの世界では過去1世紀近くに渡り、二刀流が存在しなかったという歴史的経緯とともに「(野球の)二刀流はあまりに困難で違いすぎる。プロ選手も、どちらかで活躍するために、両方に時間を割くことはできなかった」と指摘。「オオタニは枠組みを変えたのだ」と称賛している。

 一方で、ボンドは4月10日にゴールドコーストで行なわれたコモンウェルスゲームズの自転車ロードレースで銅メダルを獲得したが、東京五輪で表彰台に上がるためには「急成長」が必要と分析。二刀流を極めることがいかに困難であるかを指摘した上で、「どちらがより歴史的か」という点においては「勝者 Ohtani」という結論を下している。

 メジャーでの大ブレークで、大谷の名前は日本、そして米国以外の国にも轟いている。二刀流の歴史を作る挑戦に世界中が注目している。

(Full-Count編集部)

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