大谷翔平、Rソックス強打線と対決 敵将「ストライクゾーンの球を狙うだけ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

レッドソックス・コーラ監督「まずは自分の目で見てみること」

 エンゼルスの大谷翔平投手が17日(日本時間18日午前11時7分開始)の本拠地レッドソックス戦で先発登板する。エンゼルスは13勝3敗でア・リーグ西地区首位。対するレッドソックスは13勝2敗で同東地区首位に立っており、好調チーム同士の注目の3連戦初戦。レッドソックスを率いるアレックス・コーラ監督は試合前、二刀流右腕との対決について「ストライクゾーンに来た球を狙って、それに合わせて振っていくだけだね」と話した。

 16日(同17日)時点でレッドソックスのチーム打率.275はメジャー2位、89得点は同2位タイ。1位はいずれもエンゼルス(打率.291、103得点)で、両者ともに好調を維持している。またレッドソックスの三振数はここまで100個とマリナーズと並んで最も少なく、出塁率.348もメジャートップだ。

 そんな強力打線は、ここまで2戦2勝、防御率2.08の好成績を記録している二刀流右腕をどう攻略するのか。

 コーラ監督は試合前、大谷に関する映像を入念に分析してきたことを明かしつつ、「まずは自分の目で(直接)見てみることじゃないかな。彼のスプリットや直球が実際どういう動きをするのかわからないわけだから。確かに、(彼のここでの情報は)全てにおいて小さなサンプルサイズだね。最後の登板は圧倒的だったけどね」とコメント。「これまでに対戦してきた先発投手たちの時と同じように考えていくよ。ストライクゾーンに来た球を狙って、それに合わせて振っていくだけだね」と話した。

 レッドソックスは2012年サイ・ヤング賞左腕デビッド・プライスが先発。大谷は好投手、強力打線に打ち勝ち、3勝目を手にすることができるか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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