大谷翔平、左腕相手も初「6番・DH」 指揮官は期待「左からも打ってくれる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地4試合連続本塁打なるか「彼に対してたくさんの自信を持っているよ」

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日11時7分試合開始)の本拠地レッドソックス戦に「6番・DH」でスタメン出場する。相手先発は左腕エドゥアルド・ロドリゲスだが、マイク・ソーシア監督は試合前に「左投手からも打ってくれると思うよ」と期待を寄せた。

 打者としては9試合目の出場。ここまでスタメン出場では7試合連続安打と好調で、本拠地では3試合連続本塁打中だ。大谷は開幕から「8番・DH」で出場を続けてきたが、13日(同14日)の敵地ロイヤルズ戦で初めて「7番・DH」に昇格。そして、この日は初めて6番に入った。

 ソーシア監督は試合前の会見で「我々のラインナップを見てみると、ショウヘイは良い打順に位置していると思うよ。彼が投手の球を見ていく良いチャンスになればいいね」と話した。ここまで左腕との対戦成績は7打数1安打1死球の打率.143。それでも、左腕相手に6番に昇格させた指揮官は「彼に対してたくさんの自信を持っているよ。彼は今までしっかり打ってきているんだ。左投手からも打ってくれると思うよ」と言及。エンゼルスはレッドソックスに2試合連続で大敗を喫し、第3戦を迎えているだけに、大谷のバットにかかる期待は大きい。

 投手としては17日(同18日)の3連戦初戦で先発登板したが、右手のマメの影響で2回3失点で降板。初黒星を喫した。ただ、ソーシア監督は「彼はそんなに心配していないよ。もちろん我々も医療スタッフも注視していることなんだ。彼らには対処してきた経験があるからね。問題化していかないことを祈っているよ」と軽症であることをあらためて強調。前日には「バットをスイングするには問題はない」と打撃に問題がないことも明かしていた。

 打者として本拠地4試合連続本塁打となるか。また、チームは連敗を脱出できるか。この日のレッドソックス戦に注目が集まる。エンゼルスのスタメンは以下の通りとなっている。

1(二)キンズラー
2(中)トラウト
3(左)アップトン
4(一)プホルス
5(遊)シモンズ
6(DH)大谷
7(三)コザート
8(右)ヤング
9(捕)マルドナード
投手 トロピアーノ

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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