中日・松坂大輔、7回123球熱投から一夜明け 右肩問題なし「安心しました」

熱投から一夜明け、軽めのキャッチボールで調整を行った中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
熱投から一夜明け、軽めのキャッチボールで調整を行った中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

20日の広島戦前の練習でキャッチボールなどを行う

 中日の松坂大輔投手が20日、ナゴヤドームで行われる広島戦の試合前練習で、元気に汗を流した。7回4安打2失点と好投した前日19日の阪神戦では、沖縄キャンプのブルペンを含めても最多、初の100球を超える123球を投げた。右肩の故障を抱えていたことから、その反動も懸念されたが、普段通りにキャッチボールを行う姿も見られた。

 練習が終わった後には「久しぶりに肩が張っているなという感覚がありますね。そんなに大きくは変わらないですけど、球数もあったかもしれないですけど、悪い張りじゃないですね。ああ、こういう張り方をしてくれたんだという感じです」と語った松坂。「昨日の夜は反動がどう出るのかなと思っていた」と一抹の不安を抱えていた心境も明かしたが、「朝起きて最初に肩を動かす時は気をつけましたけど、予想していた通りの張りで良かった。安心しました」と話した。

 松坂はこの日、予定通りに出場選手登録を抹消された。次回登板は4月30日、ナゴヤドームで行われるDeNA戦での先発が見込まれている。肩の疲労を取り除き、今季3度目の先発での白星を目指して、調整を行なっていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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