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今季初連勝の楽天、梨田監督も納得の表情「意味のある勝利」

これで勢いに乗れるか――。楽天が20日、オリックスを下し今季初の連勝。キャプテンの嶋が同点の6回2死満塁に走者一掃の3点適時二塁打を放って勝ち越すと、エースの則本が今季初完投となる9回2失点で締めた。

楽天・梨田昌孝監督【写真:荒川祐史】
楽天・梨田昌孝監督【写真:荒川祐史】

則本が今季初完投、女房役・嶋も満塁走者一掃の二塁打

 これで勢いに乗れるか――。楽天が20日、オリックスを下し今季初の連勝。キャプテンの嶋が同点の6回2死満塁に走者一掃の3点適時二塁打を放って勝ち越すと、エースの則本が今季初完投となる9回2失点で締めた。

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 スライダーをはじき返した。3番手・比嘉の3球目を振り抜くと、打球は右中間を割った。「ここで打たないと、皆さんに何を言われるかわかりませんので、根性で打ちました」。今季も主将を任される、チームの絶対的存在の嶋。だが、チームはなかなか勝てない日が続き、単独最下位に低迷している。自身の打率も2割を切るなど不振にあえいでいた。しかしこの日は2失点こそしたものの、エースの完投も導き「ブルペンから気合いも入っていた。何とか勝ちをつけさせたかった」と、安どの表情で振り返った。

 則本も3回に先制点こそ許したが、失点の回以降はゼロ行進。4年連続で奪三振のタイトルを獲得中の右腕らしく11個の三振を奪った。「全体的に真っすぐの球速はそこまでだったけど、キレがあった。あとは嶋さんの配球のおかげです」と、お立ち台で女房役に感謝した。2失点した3回、なおも2死満塁のピンチで迎えたマレーロの打球は、遊撃の三好がうまくさばいて脱出。バックも盛り立てた。

 19日の福岡ソフトバンク戦、2年目の藤平が常勝軍団を7回無失点と封じ込めて勝利を呼び込んだ。この日、仙台に帰ってきての移動試合。主砲のウィーラーが今季1号を含む3安打を放つなど、ナインにとってはいい流れのまま試合に臨めたようだ。梨田監督も「意味のある勝利」と納得の表情だった。

 21日の試合に勝てば、最下位脱出となるが借金はまだ6つある。「負け数が多いので、連勝しかない」と梨田監督が表情を引き締めれば、ヒーローインタビューで嶋は「なかなか連勝ができず苦しい状況が続いていたけど、明日からも伸ばしていきたい」と誓った。スタートダッシュこそ失敗した楽天だが、まだまだ勝負はこれからだ。

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