57歳バースデーに4連勝 ハム栗山監督に送られたウイニングボール

日本ハム・栗山監督【写真:石川加奈子】
日本ハム・栗山監督【写真:石川加奈子】

栗山監督「何とか勝とうとしている姿をベンチで感じられた」

 日本ハムは26日、本拠地でオリックスを3-2で破り、4連勝を飾った。

 中5日で先発したマルティネス投手が8回途中7安打2失点と粘りの投球を見せ、終盤はリリーフ3投手が締めた。打線は4回に石井一成内野手の適時打で同点に追いつくと、5回に近藤健介捕手の勝ち越し打を含む4連打で勝ち越した。

 57歳の誕生日だった栗山英樹監督は試合後、マルティネスと近藤からサイン入りウイニングボールをプレゼントされた。

「選手たちが一生懸命に何とか勝とうとしている姿をベンチで感じられていたので、僕のことは関係ないですけど、いつでもそういう姿を見られることは幸せなので。そういう思いでやっていれば、勝っても負けても必ず前に進むと思います」と指揮官はチーム成長の手応えを感じている様子だった。

「7番・二塁」で5試合ぶりに先発起用した石井一が同点打を放ったことについては「本当に意味のある1本のヒットだと思うので、それをこれから生かしてくれると楽しみにしています」と評価。今季3度目の猛打賞を記録した近藤について「誰もが認めるところにきているし、やっぱり頼りになります」と称えた。

 貯金を4つに増やして、28日からは敵地でロッテ3連戦に臨む。

「勝ったことは良かったですけど、まだまだチームとしてやらなきゃいけないことがありそうなので、勝っただけに反省材料を生かして、やっていきます」と表情を引き締めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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