ロッテ井上がプロ5年目で初盗塁「月1ペースで走れるように頑張る」
1回に同点タイムリーの後で二盗成功
ロッテの“アジャ”井上晴哉内野手が28日、ZOZOマリンで行われた日本ハム戦で、プロ入り5年目にして初盗塁を決めた。
初回、大田の5号ソロで先制されたロッテは、その裏の攻撃で藤岡裕、中村の連打で1死一、二塁の好機を作る。ここで打席に立った井上は、有原の初球スライダーを中前に弾き返す同点タイムリー。一塁走者となると、続く鈴木はフルカウントから空振り三振を喫したが、この間に二塁を陥れた。
今季はキャンプから「走塁革命」を掲げる井口ロッテ。中村はすでにリーグトップの10盗塁を決めているが、井上もシート打撃などで盗塁を成功させていた。「(タイムリーは)初球から積極的にいこうと決めていた。プロ初盗塁はうれしい。月1ペースで走れるように頑張る」と話した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)