中日4連敗 ドラ1鈴木博が初失点 DeNA・筒香が延長10回に田島から決勝弾

延長10回、決勝の6号2ランを放ったDeNA・筒香嘉智【写真:荒川祐史】
延長10回、決勝の6号2ランを放ったDeNA・筒香嘉智【写真:荒川祐史】

8回に登板した鈴木博は2失点でプロ初失点、田島が敗戦投手

 中日は痛恨の逆転負けを喫して4連敗となった。29日、本拠地ナゴヤドームでのDeNA戦。2点リードで迎えた8回、デビューから9試合連続無失点中だったドラフト1位ルーキー鈴木博志投手がつかまって2点を失い追いつかれると、延長10回に守護神の田島が決勝点を奪われ2‐4で敗れた。

 先発のガルシアは7回まで5安打無失点と好投。大島、福田のソロ本塁打でリードを奪ったが、8回にマウンドに上がった鈴木博が初めて崩れた。神里、大和に連続四球を与えると、ロペスに右中間を破られる2点適時二塁打を浴び、同点とされた。デビュー以来、9試合連続無失点と好投してきたルーキー右腕だったが、これがプロ初失点となった。

 その裏、京田、アルモンテの連打、DeNA3番手エスコバーのフィルダースチョイスで満塁の絶好機を作ったが、平田、高橋が連続三振。福田も左飛に倒れて、痛恨の無得点。9回1死一塁で大島が三振ゲッツーに終わり拙攻が続くと、延長10回に決勝点を奪われた。先頭の大和に内野安打を許すと、大和は暴投で二塁へ。ここで筒香に右翼スタンドへ2ランを食らい、これが決勝点となった。

 DeNAは逆転勝利で連勝。先発のウィーランドが6回1失点と好投すると、8回に意地を見せて同点に。再三のピンチをリリーフ陣がしのぐと、延長10回に筒香が中日の守護神・田島から6号2ランを放ち、勝負を決めた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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