ロッテが2連勝で勝率5割に復帰 采配ピタリの井口監督「明日からが勝負」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

2回に6戦ぶり先発起用のルーキー菅野が2点タイムリー

 ロッテは30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に4-2で勝利した。前日に続く2連勝で、勝率を5割に戻した。

 足を絡めた攻撃が実った。日本ハムの先発は新外国人のロドリゲス。2回2死から四球で出塁した田村に、フォームを完全に盗むギャンブルスタートを切らせ、結果的にはボークを誘って二進した。これに鈴木が死球、大嶺翔が右前打で続いて満塁とすると、6試合ぶりに先発起用のルーキー菅野が先制2点タイムリー。井口監督の打つ手が当たった。

 22日の西武戦では2回途中5失点とKOされた先発・二木も、7回2死まで2失点と踏ん張った。2点リードがありながら2死から2番手・大谷を投入した理由について、井口監督は「中継ぎがいいので、大谷が1人抑えて流れをしっかりこちらに持ってくるようにスイッチした」と話した。

 開幕から1か月を終え、勝率5割の4位。「5割は最低ライン。連敗もあったが、しっかりやりたい野球ができている」と話す指揮官は、「9連戦中をしっかり勝ち越せること。明日から(のソフトバンク3連戦)が勝負」と、0.5ゲーム差で追う3位ホークスとの対決に気合を入れ直していた。

【動画】ロッテ先発の二木が7回途中2失点の好投で勝利投手に! 30日のロッテ対日本ハム戦ダイジェスト

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