MLB公式の球種判定は「超遅球」!? グリンキーの“魔球”は「ビューティフル」

ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー【写真:Getty Images】

MLB公式サイトの1球速報で「Eephus」と表示されたカーブが話題に

 ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手が4月30日(日本時間1日)の本拠地ドジャース戦で投じた“魔球”が話題となっている。ピーダーソンを空振りに仕留めたボールの球速は66マイル(約106キロ)。縦に大きく割れるカーブだったが、MLB公式サイトの球種判定では超スローボールを意味する「Eephus(イーファス)」と表示しており、ファンは「神話だと思っていた」などと驚きの声を上げている。

 古巣ドジャース戦に先発したグリンキーはこの試合、6回4安打2失点10奪三振の好投でチームを8-5の勝利に導き、今季3勝目(2敗)をマーク。本拠地を大きく盛り上げたのは2回だった。

 先頭ピーダーソンを1ボール2ストライクと追い込むと、大きく縦に割れて、真ん中低めに決まるカーブを投じた。ピーダーソンのバットは空を切り、空振り三振。66マイルの遅球で相手を手玉に取った。

 MLB公式サイトの1球速報では、このボールを「Eephus」と表示。さらい、公式ツイッターでは「スローボールアラート」との一言を添えて動画を投稿した。すると、ファンからは称賛のコメントが集まった。

「ビューティフル」

「最高の投球だ」

「単純にえげつない、とんでもない変化球だ」

「スローボールは神話だと思っていた」

「えげつない!」

「GOAT」

「スローボールではない」

「スローボールのようには見えないな」

「これは単にすごいカーブだ」

 MLB公式サイトの「Eephus」の表示を見て「神話だと思っていた」というコメントがついた一方で、「単にすごいカーブ」だと指摘する声も多数。「Greatest Of All Time(史上最高)」の頭文字を取った「GOAT」と書き込むファンも。いずれにしても、球界を代表する右腕グリンキーによるハイレベルな1球だったことは間違いない。

【動画】MLB公式の球種判定は「超遅球」!? 右腕グリンキーが投じた“魔球”にファン称賛「ビューティフル」

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