ヤクルト、延長10回サヨナラ勝ちで連敗ストップ 中日はリリーフ崩れる

サヨナラ適時打を放ったヤクルト・荒木(中央)【写真:荒川祐史】
サヨナラ適時打を放ったヤクルト・荒木(中央)【写真:荒川祐史】

バレンティンが8号ソロ&9号2ランの1試合2発、山田も8号ソロ

 ヤクルトがサヨナラ勝ちで連敗を止めた。3日、本拠地・神宮球場での中日戦。延長戦にもつれ込む激戦となったが、延長10回に代打・荒木がサヨナラ適時打を放って、終止符を打った。

 序盤に3点を先制したヤクルトだったが、6回、7回に中日の代打攻勢によって6点を奪われて試合をひっくり返された。だが、7回に山田の8号ソロ、バレンティンのこの日2本目のアーチとなるキング単独トップの9号2ランで同点に追いついた。

 迎えた延長10回。先頭のバレンティンが四球を選んで出塁すると、坂口が申告敬遠。1死一、二塁で打席に代打・荒木が立った。2ボール1ストライクからの4球目。中日の守護神・田島の内角の真っ直ぐに詰まりながら弾き返した打球は三塁手の後方へ。左翼の手前で弾むと、代走の田代が一気にサヨナラのホームへと生還。連敗は6でストップとなった。

 中日は一時逆転しながらも、リリーフ陣が誤算だった。7回にマウンドに上がった岩瀬が山田にソロ本塁打を浴びると、その後を受けたルーキー鈴木博がバレンティンに同点2ランを被弾。最後は、延長10回に田島がサヨナラ打を浴びた。勝利の方程式の3人が揃って失点し、サヨナラ負けとなった。

(Full-Count編集部)

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