NPB生涯打率1位に立ったヤクルト青木 「終わった時にそうなれば」

ヤクルト・青木宣親【写真:荒川祐史】
ヤクルト・青木宣親【写真:荒川祐史】

中前安打でバレンティンの2ランをお膳立て、この日は5打数1安打

 ヤクルトの青木宣親外野手が、生涯打率の算定基準となる4000打数に到達し、NPB通算打率歴代トップに立った。

 3日、神宮球場で行われた中日戦。「3番・中堅」で先発出場した青木は、7回の第4打席で中前安打を放って通算4000打数に到達。その直後に、バレンティンの同点9号2ランが飛び出し、青木の節目の打席での一打がお膳立てとなった。

 この段階で通算打率.328。この日は最終的に5打数1安打、打率.327となったが、長らくトップに君臨してきた4934打数1579安打で打率.320の元ロッテのレロン・リーがを上回り、1位に。チームのサヨナラ勝ちに「本当によかった」と喜んだ青木は、生涯打率に関しては「終わった時にそうなれば」と話していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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