ヤクルト、ブキャナン完封で3勝目 イチローとの思い出も「伝説的な選手から…」

ヤクルトのブキャナン【写真:荒川祐史】
ヤクルトのブキャナン【写真:荒川祐史】

イチローとの対戦も振り返り「一番のいい思い出」

 ヤクルトのブキャナンが4日、神宮で行われた広島戦で今季チーム初の完投を完封で飾り3勝目をマークした。

 圧巻の投球内容だった。強力広島打線をわずか5安打に封じ三塁を踏ませない113球の力投で、昨年6月17日の交流戦日本ハム戦(神宮)以来の完封勝利。2回には左翼線へ適時二塁打を放ちバットでも貢献した右腕は「低めでストライクを取り打たせた後は、たくさんいい守備で助けてもらった。9連戦中でリリーフを休められてよかった」と納得の表情を見せた。

 最速149キロの動く“直球”で、カウントを稼ぎ、ナックルカーブとチェンジアップを有効に使って、内野ゴロの山を築いた。自身のスクイズ、巧みなリードでブキャナンの完封をアシストした女房役の中村は「ストライク先行で、真っすぐに力があった」と称えた。小川監督も「早打ちには助けられたが、素晴らしいピッチング。価値ある投球」とエースを称賛。

 2014年にメジャーデビューを果たし、フィリーズではメジャー2年間で8勝を挙げた。その間、イチローとも対戦している。そのイチローが今季選手としては出場しないことを明らかにした。そのニュースを耳にした日の完封劇。「伝説的な選手から三振をとれたのは、一番のいい思い出」とレジェンドと対戦した時代を懐かしんでいた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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