ハム助っ人アルシア、英語で助言求める清宮に一目「18歳には見えない選手」

日本ハムのオズワルド・アルシア【写真:石川加奈子】
日本ハムのオズワルド・アルシア【写真:石川加奈子】

デビュー3戦連続安打のルーキーが好調アルシアに質問

 日本ハムの清宮幸太郎内野手が5日、チームメートのオズワルド・アルシア外野手にアドバイスを求めた。

 本拠地でのロッテ戦前、三塁ベース付近で走塁練習をしていた清宮が、通りかかったアルシアに英語で声をかけた。足を止めた助っ人は、体を回転させる動作を交えながら英語で熱弁を奮った。一度ロッカーに戻ると、通訳を伴って再び清宮の元へ。身振り手振りを交えて、数分間アドバイスを送り、最後はグータッチを交わした。

「打席に入る時にどういうことを考えているのか、意識していることは何か、ピッチャーはどう攻めてくるかと聞かれたので、考え方を説明したんだ。自分は追い込まれるまでは、積極的に甘く入ったところや自分の好きなゾーンを狙っていく。追い込まれたら全体的にケアしている」とアルシアは話した。

 来日1年目で適応力の高さを見せ、打率.299でリーグ9位、外国人トップの成績を残しているアルシア。メジャー通算44本塁打を放った実力者は、「すごく将来性のある選手だと感じる。18歳だけど、試合の中では18歳には見えない選手」と清宮に一目置く。「まだ若くて、焦りがあったり、経験がないところもあるが、もっと自分がどういうバッターかを考え、甘く入ったところをできるだけミスショットしなければいけるという話をしたよ」とルーキーのさらなる活躍を願っていた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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