大谷翔平、3度目代打で“初ヒット” 痛烈中前打で快音 チームは完封勝利
右腕ポンダーズのスライダー捉える
エンゼルス大谷翔平選手が9日(日本時間10日)、敵地でのロッキーズ戦に代打出場し、痛烈なセンター前ヒットを放った。打率は.344に上昇。チームは8-0で完封勝利を収めた。
2戦連続でベンチスタートとなった大谷は、7-0で迎えた8回1死一塁で代打として登場。敵地ながら歓声で迎えられると、ロッキーズ3番手右腕ポンダースと対戦。フルカウントからの7球目84.7マイル(約136キロ)外角低めスライダーを捉え、センター前に弾き返した。1死一、二塁と得点機を作ったが、続くリベラが遊ゴロ併殺に倒れ、得点には結びつかなかった。
大谷はこれまで2度代打出場したが、いずれも凡打に倒れていた。前日に続き、ナ・リーグ本拠地での交流戦のため、DH制が採用されずにスタメンから外れていた大谷だが、少ないチャンスをしっかりモノにした。