大谷、5号ソロ&快足適時二塁打 126M豪快弾に「いいホームランだった」

ホームランを含むマルチ安打で勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ホームランを含むマルチ安打で勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

適時二塁打&中堅左への126M弾で今季7度目マルチ「打てば勝つ確率も増える」

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地ツインズ戦に5試合ぶりに「5番・DH」でスタメン出場。7試合ぶりの5号ソロを放つなど4打数2安打2打点、今季7度目のマルチ安打を記録した。チームは7-4で勝利し連勝を飾った。大谷は試合後のTVインタビューで「しっかり振れましたし、いいホームランだったと思う」と手応えを口にした。

 打者での先発出場は5試合ぶりとなった大谷。2回の第1打席は空振り三振に倒れるも、3回2死二塁の第2打席では右腕ベリオスの84マイル(約136キロ)のチェンジアップを捉えて右中間へのタイムリーを放った。大谷は快足を飛ばし、あっという間に二塁まで到達。二塁到達タイムは今季チーム最速の8.07秒を記録した。

 6回の第3打席は左飛に倒れたが、2点リードで迎えた7回の第4打席は、2死走者なしの場面で3番手のサイド右腕ヒルデンバーガーの初球90.9マイル(約146キロ)の速球を完璧に捉える。打球は最深部の中堅左に突き刺さる414フィート(約126.2メートル)の5号ソロとなった。

 試合後のTVインタビューでは「最初の三振以外はいい打席だったかなと思う。内容もよかったと思う」と振り返った大谷。「打てば勝つ確率も増えますし、一人でも多く塁に出ればそれだけ勝つ確率は上がってくるので、自分なりの仕事ができればいい」と力を込めた。

 これで2試合連続安打。スタメン出場では3試合連続安打とした大谷。5本のホームランはすべて本拠地で放っている。この日、4打数2安打2打点を記録し、打率.354、5本塁打、16打点に。投手としては13日(同14日)の本拠地ツインズ戦で今季6度目の先発マウンドに上がる見込みだ。

(Full-Count編集部)

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