大谷翔平、今季2度目の「4番・DH」 指揮官は「大きな期待を抱いている」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

前日は適時二塁打&5号ソロでマルチ、ソーシア監督「経験を積んでいる」

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の本拠地ツインズ戦で「4番・DH」でスタメンに名を連ねた。休養の主砲アルバート・プホルスに代わって4番に入る二刀流について、マイク・ソーシア監督は試合前に「大きな期待を抱いている」と話した。

 大谷は打者での先発出場は2試合連続。前日は適時二塁打、5号ソロ本塁打を放ち、今季7度目のマルチ安打をマークする活躍だった。ここまで野手としては19試合で打率.354、5本塁打、16打点。OPS(出塁率+長打率)は1.077と驚異的な数字だ。

 指揮官は、難しい調整をこなしながら投打で圧巻のパフォーマンスを見せる大谷について「(調整については)彼がこれまでやってきたことをしていると思う。前進しながら調整している」と話し、「色々な投手と対戦し、経験を積んでいる」と打者としての“進化“に手応えを示した。

 この日は、4月22日(同23日)のジャイアンツ戦以来、今季2度目となる4番での出場。スタメンでは「5番・DH」での出場が6試合続いていたが、プホルスの休養で1つ繰り上がり、ソーシア監督は「(他の打順と変わらず)いつもと同様に、大きな期待を抱いている」と話した。

 ツインズの先発は右腕ランス・リン。昨季まで名門カージナルスで活躍し、メジャー通算73勝50敗、防御率3.49の実績を誇るが、今季は6試合登板で1勝3敗、防御率7.28と苦しんでいる。

 エンゼルスのスタメンは以下の通り。

1(三)コザート
2(中)トラウト
3(左)アップトン
4(DH)大谷
5(遊)シモンズ
6(一)バルブエナ
7(二)キンズラー
8(右)カルフーン
9(捕)マルドナード
投手 スカッグス

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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