メジャー昇格の牧田和久に指揮官期待 「フレッシュで準備が出来ている」

パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】
パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】

マイナーでは2試合に登板し3回無安打無失点

 パドレスの牧田和久投手は13日(日本時間14日)、6日ぶりのメジャー昇格を果たした。サブマリン右腕のメジャー復帰にアンディ・グリーン監督は「どんな時でもイニングを投げてくれる存在が必要なんだ」と理由を説明した。球団公式ブログ「FriarWire」が伝えている。

 牧田は7日(同8日)に再調整のためにマイナーに降格。傘下3Aで2試合に投げ、3回を無安打2四死球3奪三振、無失点の好投を見せていた。右腕マトンが右広背筋を痛めて故障者リスト入りしたことも昇格の要因となったがグリーン監督は「マキタのエルパソ(3Aでの試合)での登板はとてもシャープであった。さらに彼はフレッシュで準備が出来ている。2つの目的があり、フィルを少し休ませるのとマキに戻ってきてもらうということだ」とコメント。

 同ブログでは牧田の降格理由は左打者対策だったがマイナーの試合では3イニングの登板で、左打者との対戦は数回しかなかったことを紹介。それでも稀有な存在でもあるサブマリン右腕に指揮官は「マウンドに上がってしっかり投げきれるかどうか、という問題でしかない。彼はここまで幾度か素晴らしい登板もしている。とても良い登板もあり、その後、何度かうまくいかなかった。良い結果をだしてくれることを願っている。順応を続けていくにつれ、彼はどんどん良くなっていくだろう」と揺るぎない信頼を置いていることを口にしている。

(Full-Count編集部)

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