大谷、圧巻の打者12人連続凡退 メジャー最長8回途中2失点で4勝目権利

レイズ戦に先発登板のエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
レイズ戦に先発登板のエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

立ち上がりに苦しむも3回被弾後は右肩上がりに復調

 エンゼルス大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地レイズ戦で今季7度目の先発に臨み、メジャー最長8回途中を1被弾を含む6安打1四球9奪三振2失点(自責2)の快投で、4勝目の権利を手に入れた。

 序盤やや制球に苦しむ場面もあった大谷は、3回に先頭フィールドに中堅へ先制ソロを被弾。その後は打者3人で退け、6回まで圧巻の12者連続凡退とした。

 打線は4回に相手のミスを突いて無安打ながら2点を挙げて逆転。5回にはコザートの右犠飛で1点を追加し、2点リードに広げた。

 3-1で迎えた7回、大谷は先頭ラモスに1ストライクから2球目87.1マイル(約140キロ)スプリットをレフトへ抜ける安打とされるも、続くミラーは初球74.6マイル(約120キロ)カーブを中飛。ダフィーにはカウント2?2から5球目83.2マイル(約134キロ)スライダーを右前打とされ、1死一、二塁とする。だが、スミスを1ボールから2球目96.5マイル(約155キロ)速球で左飛、ロバートソンをカウント2-2から5球目89.2マイル(約144キロ)スプリットで中飛に打ち取り、失点を免れた。

 8回も続投した大谷は、先頭フィールドに右翼線深くへ二塁打され、暴投で三進を許すと、スパンを遊ゴロに打ち取る間に1点を返された。2死からウェンドルに右前打とされたところで110球(68ストライク)を投げて降板。救援が無失点に抑え、今季4勝目&チーム6連敗阻止の望みをつないだ。

(Full-Count編集部)

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