8回途中9K2失点の大谷に敵将脱帽「非常に関心」「バーランダーのようだ」
6連勝中だったレイズ「打者はみんな、タフだとこぼしていた」
20日(日本時間21日)の本拠地レイズ戦で今季4勝目(1敗)を飾ったエンゼルスの大谷翔平投手。メジャー最長となる7回2/3を6安打9奪三振1四球2失点(自責2)と好投した。3回に先制ソロを許した後は打者12人を連続凡退と圧倒。レイズのケビン・キャッシュ監督は「とてもスペシャルな才能を持つ投手」と称賛の声を惜しまなかった。
110球の熱投に敵将も脱帽するしかなかった。この日まで6連勝と快進撃を続けいたレイズだが、大谷の前に打線は沈黙。3回以降は出塁することもままならず、7回に1点をようやく返したが、23歳二刀流に連勝を止められた。キャッシュ監督は大谷のスプリットを褒めると同時に、「速球を90、91マイル(約145、146キロ)から98マイル(約158キロ)まで自在に操れるなんてバーランダーみたいだ」とサイ・ヤング賞右腕を引き合いに称えた。
大谷から1発を含む6安打を放ったレイズ打線だが、初対戦の右腕に苦戦を強いられたようだ。監督は「ベンチに戻ってくる打者はみんな、タフだとこぼしていた」と明かした。
レイズとの4連戦では、打者として今季6号ソロを放ち、投手としては4勝目を飾った大谷。対戦相手の頭にしっかりとその存在を焼き付けた。
(Full-Count編集部)