元Gマイコラスは「一番の補強」米メディアがカージナルス特集で絶賛
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今季8戦先発で無傷の5勝でチームを牽引
巨人で3季プレーした後、今季から4年ぶりにメジャー復帰を果たしたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手。ここまで8試合に先発して無傷の5勝、防御率2.63という目覚ましい活躍を見せている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、カージナルスの特集を展開。その中で「最高の補強」としてマイルズ加入が選ばれた。
常勝軍団として名高いカージナルスだが、2016年から2季連続でプレーオフ進出を逃した。チームを立て直して臨んだ今季は、43試合を終えた時点で24勝19敗。混戦模様のナ・リーグ中地区で首位争いを繰り広げている。特集では、開幕から1か月半を過ぎた現時点でのチーム状況を評価。「3つの特筆すべきプラス」では「先発ローテ」が挙げられ、エース右腕のカルロス・マルティネス、復活を期すマイケル・ワカ、そしてマイコラスの3投手が、合わせて防御率2.43、14度のクオリティスタート(6回以上自責3以下)の働きをしていると指摘した。
また、投打をあわせた「最高の補強」という項目では、マイコラスを選出。巨人入りする前はメジャーで泣かず飛ばずだった右腕と、2年1550万ドル(約17億1700万円)で契約するのは「未知数の補強だった」と振り返るが、開幕以降はご覧の通りの活躍。5勝0敗、防御率2.63は「ストラスバーグ、シンダーガード、カーショー、レスター、グリンキーよりもいい成績だ」と指摘すると同時に、K/BB(7.40)はナ・リーグ2位で「シャーザー、デグロムを上回る」と、リーグ屈指の先発投手に匹敵、あるいは上回る働きだと称えた。
日本での経験を通じて投手として成長を遂げたマイコラスの次回登板は、21日(日本時間22日)の本拠地ロイヤルズ戦。ここでもまた無敗記録を続けることができるのだろうか。
(Full-Count編集部)
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