オリ金子6回1失点の好投、初勝利の権利もって降板 「もう少し長いイニングを…」

オリックスがリードのまま終盤へ
オリックスがリードのまま終盤へ

開幕から自己ワーストを更新する4連敗中だった金子

 オリックスの金子千尋投手が23日、敵地の楽天戦(楽天生命パーク宮城)に今季7度目の先発。6回2安打1失点(自責0)の好投を見せ初勝利の権利を持ってマウンドを降りた。

 自己ワーストを更新する開幕から4連敗中のエースが力投を見せた。初回を3者凡退と好スタートを切った右腕は140キロ台中盤の直球と、チェンジアップ、カットボールなど七色の変化球を低めに集め4回まで無安打投球を続ける。

 2点リードで迎えた5回。1死からウィーラーの三ゴロを西野が悪送球、さらに続く内田にこの日初ヒットとなる右前打を浴び1死一、二塁。続く細川を三ゴロに仕留めたが、代打・藤田の遊ゴロを安達がまさかのトンネルを犯し1点を失った。

 そして6回。2死からペゲーロに右前打、銀次を四球で歩かせ2死一、二塁のピンチを招いたがウィーラーを125キロのチェンジアップで空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。7回からは2番手として黒木がマウンドに上がった。

 味方のエラーで1点こそ失ったがエース復活を印象付ける投球を見せた金子。降板後は球団広報を通じ「序盤からある程度ストライクゾーンで勝負できたことはよかったと思います。ただ、先頭打者のフォアボールや、粘られてのフォアボールもあったので、そこはもっと意識しなければいけませんでした。先発としてもう少し長いイニングを投げられればよかったです」とコメントした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY