ソーシア監督、投手・大谷が打席に立つ日を“確約” ファン質問に「イエス」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

試合中継で指揮官が力強く即答、実況席「おっとこれは…」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督が24日(日本時間25日)、二刀流・大谷翔平投手が先発マウンドに上がる試合で、同時に打席に立つ可能性について言及し、力強く「イエス」と確約した。

 ソーシア監督はこの日、敵地ブルージェイズ戦の試合中継にダグアウトから出演。実況席とのやり取りの中で、「1つの試合の中で、投手と打者、両方のオオタニを見ることがあるのか?」という視聴者からの質問が投げかけられた。すると、指揮官は迷うことなく「イエス」と即答。あまりに力強い答えに、実況席は「おっとこれは…」と面喰らい、二の句を告げずに次の質問に移ってしまった。

 投手・大谷が先発する試合で打席に立つ可能性があるのは、ナ・リーグ本拠地での交流戦で登板する試合だ。エンゼルスは今後、7月13日(同14日)からドジャース3連戦、8月13日(同14日)からパドレス3連戦、8月21日(同22日)からダイヤモンドバックス2連戦の8試合で、DH制が採用されないナ・リーグ本拠地戦を行う。この8試合のいずれかに大谷の先発が重なれば投打を同一試合で行う姿が拝めるが、ソーシア監督の力強い「イエス」の回答の中に、ア・リーグ本拠地戦でDHを解除し、投手・大谷を打席に立たせる可能性が含まれるのかは明らかにされていない。

 また、同じく視聴者の質問として「トラウトとオオタニはどちらがいい選手か?」と尋ねられた指揮官は「どちらでも構わないよ。どちらも相当いい選手だ」と笑顔。「ショウヘイがマウンドで果たす仕事は、言うまでもなく目を見張るほど素晴らしい。投手として守備を助けている。ピッチングは守備の重要な一部を担う。だが、マイク(トラウト)は毎日センターでゴールドグラブ級の守備を披露する上に、攻撃面での貢献もとてつもない」と話し、チームの屋台骨を支えるトラウト&大谷のコンビを絶賛した。

 1試合の中で、先発投手として相手打者を斬り、打者として所狭しと打球を飛ばす“リアル二刀流”が実現される日は、そう遠くない未来に訪れそうだ。

(Full-Count編集部)

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