マドン監督、DL入りダルビッシュの軽症強調 故障歴から「慎重にいきたい」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

右上腕三頭筋腱炎でDL、最短復帰は6月3日メッツ戦

 カブスのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、右上腕三頭筋腱炎で10日間の故障者リスト(DL)に入った。ジョー・マドン監督は「万事問題ないか確認するための予防策」と話し、軽症を強調したという。球団公式サイトが伝えている。

 5月上旬にもインフルエンザでDL入りしていたが、今回は右上腕三頭筋腱炎と診断された。31歳右腕は今季8試合に先発し、1勝3敗、防御率4.95と苦しんでいるが、前回登板した20日(同21日)敵地レッズ戦では6回2安打7奪三振1失点と好投し、今季初勝利を飾っていた。マドン監督は「さほど心配していない」と軽症であることを強調。故障歴があることを踏まえ、「私のオフィスで彼と話した時はひどくはないが、万全ではない様子だった」ため、予防策を講じることにしたという。

 オフにカブスと6年1億2600万ドル(約137億8800万円)の大型契約を結んだダルビッシュは、今季は開幕から苦しい登板が続いている。指揮官によれば、しばらく右上腕に違和感を感じていたようで大きな故障につながる前に「慎重にいきたい」と話したそうだ。

 ダルビッシュは23日(同24日)にさかのぼってDL入りするため、最短では6月2日(同3日)の敵地メッツ戦での復帰が可能となる。

(Full-Count編集部)

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