パ・リーグ6球団が誇る“交流戦男” 史上ただ1人MVPに2度輝いたのは…

ソフトバンク・柳田、楽天・則本、西武・中村(左から)【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳田、楽天・則本、西武・中村(左から)【写真:荒川祐史】

西武・中村は4度ホームラン王も現在2軍調整中

 29日から「日本生命セ・パ交流戦2018」がスタート。ここで、通算成績からみるパ・リーグ6球団の交流戦男を紹介していきたい。

●ソフトバンク
柳田悠岐選手
交流戦通算成績:105試合343打数116安打19本塁打76打点 打率.338
今季ここまで打率.374、12本塁打、41打点と優れた打撃成績を残す柳田が、得意の交流戦に臨む。昨年は交流戦で両リーグトップの23打点を挙げ、2015年以来2度目のMVPに輝いた。交流戦14年の歴史で2度MVPを獲得しているのは柳田だけだ。

●西武
中村剛也選手
交流戦通算成績:248試合853打数215安打71本塁打180打点 打率.252
2005年、2011年、2012年、2014年と4度、交流戦の本塁打トップに輝く。現在2軍で調整中だが、期間中に復帰となれば、その打棒には多いに期待できるはずだ。

●楽天
則本昂大投手
交流戦通算成績:20試合13勝4敗161回149奪三振 防御率1.84
2014年に4完封という圧巻の成績。2014年の防御率0.69、4勝、2017年の32奪三振は同年の交流戦トップの成績である。記憶に新しい昨年6月8日のDeNA戦では、連続試合2桁奪三振のNPB記録を更新した。

●オリックス
中島宏之選手
交流戦通算成績:239試合898打数265安打40本塁打137打点 打率.295
昨年は2得点だったものの、打率.305をマークした。5月18日に1軍登録抹消されたが、これまで好結果を残してきた交流戦期間中に1軍復帰があるか注目だ。

●日本ハム
宮西尚生投手
交流戦通算成績:99試合4勝4敗83.2回68奪三振 防御率1.72
今季も勝ち試合を担当しており、ここまでリーグトップタイの11ホールドを挙げている。期間中にチームが勝ち星を重ねることができれば、自然と宮西の出番も増えるだろう。

●ロッテ
角中勝也選手
交流戦通算成績:120試合431打数143安打7本塁打70打点 打率.332
2012年には交流戦トップの打率.349をマーク。昨年は打率.262だったが、2014年から3年連続で交流戦期間の打率が3割を超えた経験もある。

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