大谷翔平、中9日で31日に先発 二刀流起用法は「柔軟に」とソーシア監督

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

30日のタイガース戦前にエンゼルスが先発を発表

 エンゼルスの大谷翔平投手が、30日(日本時間31日)の敵地タイガース戦で先発することが正式に決定した。エンゼルスが29日(同30日)の同戦前に発表した。5月20日(同21日)のレイズ戦に先発していた大谷は、中9日空けて今季8度目の先発マウンドに上がる。

 当初は27日(同28日)のヤンキース戦で先発し、田中将大投手との“日本人対決”が期待されていた大谷だったが、登板は先送りに。この試合には打者として出場していた。28日(同29日)にブルペンでの投球練習を行い、正式にタイガース戦での先発が決定。ここまで7試合に先発し、4勝1敗、防御率3.35の成績を残している「投手・大谷」。十分な登板間隔を空けて、先発マウンドに上がる。

 これまでの中6日のローテを崩し、中9日での登板を決めたエンゼルスのマイク・ソーシア監督。29日(同30日)のタイガース戦前に地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」のインタビューに答え「ショウヘイに関するプログラムは柔軟なもので、エプラーGMと医療スタッフが多くの時間を費やしている状況であり、今のところうまくいっている」と語り、大谷のコンディションを最優先に考え、フレキシブルに登板を決めていることを明かしている。

 投手陣に故障者が出ているエンゼルスだが、ソーシア監督は「ショウヘイは先発の最前線で30何試合も投げるわけではないけど、マウンドと打席でインパクトを与えるには十分な機会を与えていくことになる」ともコメント。また、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「(大谷に関する)この全体のプログラムに対する“成績表”がどのようなものになるかは、シーズンが終わってみないと分からない」とする指揮官のコメントを紹介。今後も、投打双方で最大限、チームに貢献出来る方法の模索を続けていくことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY