侍・稲葉監督が神宮視察 ロッテ中村を高評価「二塁で順調に来ている」

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:細野能功】
侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:細野能功】

11月に日米野球「選手同士がいい意味で争ってもらいたい」

■ヤクルト – ロッテ(30日・神宮)

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が30日、ヤクルト、ロッテ両球団視察のため、神宮球場を訪れた。11月には日米野球が予定されており、侍ジャパントップチームとMLBオールスターが対戦する。

 11月9日の東京ドームを皮切りに6試合が予定されているが、その先にあるのは2020年東京五輪。「選手同士がいい意味で争ってもらいたい。生きている間に(また)あるかどうかわからない。ここに出たいと思う選手がたくさん出てくれればうれしい」と稲葉監督。ヤクルトでは山田、秋吉、ロッテでは中村、田村の名前を挙げていたが、特にロッテ中村に関しては「侍ジャパンに対する熱いものをもっている。二塁(コンバート)で順調に来ていると話していた」と高く評価した。

 また、田村には「国際大会で通用する選手は」と捕手目線から推薦してもらったという。「受けていて、より打者の近くに強いボールを投げられる投手であったり。すごく参考になった。2人ぐらいですかね」と具体的な選手名は明かさなかったが、若手の選手情報を積極的に引き出していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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