不振のダルビッシュを名将マドン監督がディナーに招待?「手助けをするんだ」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

不振の選手と積極的にコミュニケーション

 カブスのジョー・マドン監督が、現在今シーズン2回目の故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手をディナーに招待するのではないかと、MLB公式サイトが報じた。名将は、移籍後まだ本領を発揮できていない右腕と、夕食を共にしながらじっくり話し合い、復活へ向けての道筋を探っていくことになりそうだ。

 マドン監督は今シーズン、積極的に選手を夕食に誘うようにしているという。特に、不振の選手と食事を共にし、悩みを聞き、話をすることで、不調からの脱出を図るのが目的だ。

 これまで、イアン・ハップ外野手、アディソン・ラッセル内野手が招待を受けているが、記事では、8試合登板で1勝3敗、防御率4.95と、期待通りの数字を残しているとは言いがたいダルビッシュがどうやら次の招待客となりそうだと伝えた。「ユウ・ダルビッシュとは夕食をともにしていない。選手が上手くいかず、問題を抱えていたら、時間をとって話し、手助けをするんだ。ユウも変わらない」とマドン監督は話したという。

 記事によると、監督歴15年、レイズをワールドシリーズに導き、カブスを「ヤギの呪い」から解き放って108年ぶりの世界一に導いた名将・マドン監督だが、このように選手とコミュニケーションをとる試みは初めてだという。「気に入っているよ。フィールドを離れて、もっとカジュアルな環境で選手と近づくことができる」というマドン監督の“ディナー作戦”が、ダルビッシュ復活のきっかけになることを期待したい。

(Full-Count編集部)

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