ホークス工藤監督が視覚障害児をヤフオクDに招待「打つ音を楽しんでね」

試合前に福岡視覚特別支援学校の生徒やその父兄と触れ合った工藤監督【写真:藤浦一都】
試合前に福岡視覚特別支援学校の生徒やその父兄と触れ合った工藤監督【写真:藤浦一都】

昨年11月の訪問時の約束を果たす

■ソフトバンク – DeNA(2日・ヤフオクドーム)

 2日、ソフトバンクの工藤公康監督が福岡視覚特別支援学校の生徒やその父兄をヤフオクドームに招待。試合前にベンチ前で触れ合った。

 昨年11月、工藤監督は福岡視覚特別支援学校を訪問。その時、児童たちに今シーズンの公式戦への招待を約束していた。招待された児童たちは、ベンチで個別の記念撮影をした後、ベンチ前に出てグラウンドの人工芝の感触を楽しんだ。工藤監督も自ら膝をついて児童たちの手を取りながら「こういうところで野球をしているんだよ」と説明。「今日はボールを打つ音を楽しんでね」と優しく声をかけていた。

 球団は児童と父兄の安全面を考慮してスーパーボックスを準備。打球音や応援の声、ジェット風船の音はもちろんだが、最後の勝利の花火の音まで届けられるようにチームとして頑張るしかない。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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