大谷、163キロ一塁強襲安打 米解説称賛「内野手にとって容易ではない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷、2試合ぶりヒット&先制ホームで勝利に貢献

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地レンジャーズ戦に「5番・DH」でスタメン出場し、一塁強襲ヒットで2試合ぶりの安打を放った。その後、先制ホームも踏み、3-1の勝利に貢献。先制点を導いた場面では、その強烈な打球に現地で称賛の声が上がっている。

 大谷はこの日、0-0の2回1死走者なしの第1打席で相手先発右腕フィスターが投じた2球目86マイル(約138キロ)の内角カットボールを強振。一塁線へ痛烈な打球を放った。これに一塁グズマンは反応したものの捕球しきれず、快足を飛ばした大谷は2試合ぶりのヒットとなった。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」担当のデービッド・アドラー記者の速報によると、打球速度は時速101.1マイル(約163キロ)だった。

 この試合を本拠地で中継した米メディア「FOXスポーツウエスト」では、解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏が「オオタニはいい打撃でしたね」と称賛。「ショウヘイ・オオタニは素晴らしい打球速度の持ち主です」と続けた。

 また、同氏は「デーゲームの時は打球の見えにくさがあるため、ライン上へ強いゴロが飛んでくる時は、内野手にとって処理することが非常に難しいのです。彼が放つ高々と舞うフライについてはすでに話が出ていますが、彼の放つライナーやゴロも同様に内野手たちにとっては容易でないのです」と解説していた。

 一方、大谷はその後の2打席で凡退し、3打数1安打1得点で打率.283。第3打席は2番手左腕クラウディオの前に見逃し三振に倒れており、対左腕の打率は.143と課題も残る形となった。

(Full-Count編集部)

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