オリ山崎福、4回無失点の好投で先発ローテ浮上 「力みも取れて楽しめた」

2番手として登板し4回無失点の好投を見せたオリックス・山崎福也【写真:荒川祐史】
2番手として登板し4回無失点の好投を見せたオリックス・山崎福也【写真:荒川祐史】

2回から2番手として登板し4イニングを無失点

■ヤクルト 7-3 オリックス(9日・神宮)

 オリックスの山崎福也投手が9日のヤクルト戦(神宮)で2回から2番手として登板し4回3安打無失点の好投を見せた。1回6失点KOで5敗目を喫したディクソンに代わり先発ローテ候補に浮上した。

 山崎福は突然やってきたマウンドにも冷静に対処した。「初回はかなり緊張はあったが、力みも取れて楽しめた」。2回。先頭の山田に四球を与えたが、青木、川端、バレンティンを凡打に抑え冷静さを取り戻した。3、4回と得点圏に走者を背負ったが決定打を許さなかった。与えられた4イニングを無失点で切り抜けた左腕は「いつも通り、やっていることをしっかりやることができた」と胸を張った。

 得意の打撃でも5回の第1打席でプロ2本目となる左前打を放つなど投打で存在感を見せた。今季はここまで中継ぎとして登板しているが、ディクソンの不調もあり先発ローテ候補に浮上。福良監督も「福也はよく投げた」と評価し、高山投手コーチも「色々と監督と相談していくことになる」とコメントした。

 2014年のドラフト1位左腕は昨年まで49試合に登板し通算8勝13敗と満足いく成績を残せていない。今後は先発での起用も考えられるが「与えられたところで0点に抑えられるように投げるだけです」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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