ドジャースに朗報 カーショーが緊急復活 メッツ戦でデグロムと投げ合い

敵地メッツ戦が復帰登板となるドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
敵地メッツ戦が復帰登板となるドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

当初は傘下3Aで登板予定も、雨天予報で急遽メジャー復活に変更

 ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が23日(日本時間24日)、敵地メッツ戦で先発登板することになった。22日(同23日)にデーブ・ロバーツ監督が発表した。カーショーは5月初旬に左上腕二頭筋の腱炎で故障者リスト(DL)入りし、5月31日(同6月1日)の本拠地フィリーズ戦で復帰マウンドに上がったが、5回62球で降板。翌日に今度は腰の張りで再度DL入りしていた。

 いよいよエースが戻ってくる。AP通信によれば、カーショーは当初23日(同24日)に傘下3Aオマハでリハビリ登板が予定されていたが、大雨のために試合が中止となる可能性が高く、急遽メッツ戦でのメジャー復帰となった。ロバーツ監督は「多分これが彼にとってもチームにとっても最善だと思う」と緊急復帰に踏み切った理由を説明。球数については「彼がどのくらい投げるかは分からない。もちろんクレイトンに制限はあるが、私がその決断をする」と話したそうだ。

 だが、当日はニューヨークも雨天の予報であるため、チームは当初先発が予定されていたカレブ・ファーガソンをそのままロースターに残し、緊急時に備えさせる予定だという。

 メッツの先発マウンドに上がるのは、今季絶好調のジェイコブ・デグロム。ここまで15試合に先発して5勝2敗、防御率1.51、1回あたりの被安打数+与四球数を示すWHIPは0.99という数字を誇る。2度のDL入りで約2か月にわたり戦列を離れていたカーショーは、8試合で1勝4敗、防御率2.76の成績だが、約1か月ぶりのマウンドで存在感を示すことはできるのだろうか。

(Full-Count編集部=AP)

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