阪神が陽川の2号決勝3ランで6連敗阻止! メッセ8回5安打無失点で9勝目

6月16日以来10日ぶりの勝利、陽川は全4得点記録

 阪神が26日、横浜スタジアムでのDeNA戦に4-0で勝利し、引き分け1つを挟んでの5連敗にピリオドを打った。先発メッセンジャーが8回無失点の快投を見せれば、7回に陽川尚将内野手が値千金の2号3ランをセンターに運び、6月16日以来10日ぶりの勝利を飾った。

 阪神メッセンジャー、DeNAバリオスの両先発が手に汗握る投手戦を演じた。序盤はほとんど試合は動かず。阪神は4回に三塁・鳥谷敬が打球をファンブルして1死一、三塁のピンチを招いたが、メッセンジャーが後続2者を連続空振り三振に仕留め、無失点とした。
 
 だが、阪神打線はDeNAバリオスの前に沈黙した。6回1死まで走者を1人も出さないパーフェクトとされたが、ここで原口文仁がセンター前ヒット。それでも後続凡退で得点には結びつかなかった。7回、先頭の植田海がバリオスから中前打で出塁したところで、DeNAは2番手エスコバーを投入。ここから試合が動いた。

 まずは変わり端のエスコバーから福留孝介が中前打で無死一、三塁。糸井嘉男は遊飛に倒れたが、続く陽川がセンターへ値千金の2号3ランを突き刺した。ホームランを放つ直前には一塁ファウルゾーンへ高々と打ち上げた打球を、一塁・中川大志が落球。相手のミスに乗じたアーチとなった。

 3点の援護をもらったメッセンジャーは8回に1死一、二塁から筒香嘉智を迎えたがセンターフライに打ち取り、最後は宮崎敏郎をカーブで空振り三振とし、失点を許さなかった。

 陽川は9回にもタイムリーで1点を加え、4得点全てを叩き出す活躍ぶり。9回裏はドリスが締めて10日ぶりの勝利を決めた。

(Full-Count編集部)

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