復帰プランが白紙となったダルビッシュ マドン監督は「彼の心が落ち着くことを」
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右肘の異変を訴え、インピンジメントと炎症と診断
右上腕三頭筋腱炎で今季2度目の故障者リスト(DL)入りしているカブスのダルビッシュ有投手。戦列復帰を目指して1Aでのリハビリ登板も行なったが、その後、右肘に異変を訴えた。検査の結果、右肘のインピンジメントと炎症と診断されて炎症を抑えるためのコルチゾン注射を受けた。
復帰プランが白紙に戻ることとなったダルビッシュ。数日のうちに再検査を受け、今後の治療法や復帰に向けた道筋を再び描くことになる見込みだ。そんな中で、地元紙「シカゴ・サンタイムス」が「より明確にすることは、カブスとダルビッシュにとって有益なことだ」と題した記事を掲載。右肘の異変がインピンジメントと炎症が原因であったことが判明した現状をポジティブに捉えた。
記事では「少なくともダルビッシュは何が問題なのかを理解している。カブスの監督であるジョー・マドンににとって、それは好ましいことだ」と指摘。ジョー・マドン監督の「前進しながらも、この状況で彼の心が落ち着くことを願っている。状況を明確にすることが、それに対して、より良い対応をする上で役立つと思っている。まだ彼と顔を合わせて話をしてはいない。その時状況がより詳しくわかるだろう」とのコメントも伝えている。
数日以内に受けるとされている再検査。いかなる結果になるか、注目される。
(Full-Count編集部)
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