楽天ペゲーロ、三振数は強打者の証!? 歴代シーズン最多三振を振り返る

楽天のカルロス・ペゲーロ【写真:荒川祐史】
楽天のカルロス・ペゲーロ【写真:荒川祐史】

試合数をはるかに超える三振数を記録するペゲーロ

 7月6日のソフトバンク戦で、楽天のペゲーロは8番右翼で先発し6回に左腕・嘉弥真から三振、今季90三振目を喫した。これは両リーグ通じて断トツの1位だ。

7月6日終了時点の両リーグ三振5傑()は試合数と1試合当たりの三振数。

○パ・リーグ
1ペゲーロ(楽)90(61試合/1.48)
2大田泰示(日)79(72試合/1.10)
3レアード(日)72(68試合/1.06)
4山川穂高(西)67(73試合/0.92)
5ロメロ(オ)66(72試合/0.92)

○セ・リーグ
1岡本和真(巨)70(76試合/0.92)
2田中広輔(広)64(73試合/0.88)
3福田永将(中)63(71試合/0.89)
4山田哲人(ヤ)62(70試合/0.89)
5神里和毅(デ)60(68試合/0.88)
5坂本勇人(巨)60(75試合/0.80)

 パ・リーグ上位3人は試合数を上回る三振を記録しているが、セ・リーグにはいない。ペゲーロは今季、打撃不振で2軍降格するなど14試合欠場しているが、三振数は断トツの1位、1試合当たりの三振数も群を抜いている。

 昨年もリーグ2位の139三振を喫しているが、1試合当たりの三振数は1.16だった。今年はそれを大きく上回るペースで三振を量産している。ペゲーロは昨年、120試合で26本塁打だったが、今季は61試合でリーグ5位タイの16本塁打と本塁打率も上がってはいる。しかしその代償として、超ハイペースで三振の数も増えている。

歴代トップは近鉄・ブライアント、上位を独占

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