巨人、菅野好投で4位浮上、ナゴヤDは荷物届かず…混セ、6日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

巨人は勝率の差でDeNAを上回った

 近年稀に見る混戦となっている2018年のプロ野球。セ・リーグは広島が首位を走り出しているものの、2位以下は団子状態が続いており、日々順位が目まぐるしく入れ替わる激戦が展開されている。

 6日は西日本を中心とした大雨の影響で、セ・パ両リーグ5試合が予定されていたが、3試合が中止になった。ナゴヤドームで行われる予定だった中日対ヤクルトの試合は、前日に広島で試合を行なっていたヤクルト側の荷物運搬車が大雨のために名古屋への到着が大幅に遅れ、試合開催が困難となったために中止になる珍しい事態となった。

 そんな中でセ・パ1試合ずつが行われたが、その結果だけで順位の変動があった。セ・リーグで4位に浮上したのが巨人。東京ドームで行われた広島戦、先発の菅野が8回6安打無失点の好投で9勝目をマークすると、キャプテンの坂本が6回に均衡を破る12号2ランを放った。

 投打の主役の活躍によって勝利した巨人は、甲子園での阪神戦が中止になったDeNAを勝率の差で抜き、4位となった。好投した大瀬良を勝たせられなかった広島は、2位阪神との差が6.5ゲームと、わずかながら縮まった。

【5日終了時点】
1広島 42勝30敗1分
2阪神 35勝37敗1分 7.0
3ヤクルト 34勝37敗1分 0.5
4DeNA 34勝38敗2分 0.5
5巨人 35勝40敗1分 0.5
6中日 33勝42敗1分 2.0

【6日終了時点】
→1広島 42勝31敗1分
→2阪神 35勝37敗1分 6.5
→3ヤクルト 34勝37敗1分 0.5
↑4巨人 36勝40敗1分 0.5
↓5DeNA 34勝38敗2分 0
→6中日 33勝42敗1分 2.5

(Full-Count編集部)

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