大谷翔平、右膝に自打球直撃で苦悶の表情も軽症強調 「大丈夫だと思う」

9回、膝に自打球を当て苦悶の表情を浮かべるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
9回、膝に自打球を当て苦悶の表情を浮かべるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

第1打席から見せたバントの構えは「転がせば100%セーフ」

 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ドジャース戦に2試合連続で「6番・DH」でスタメン出場し4打数無安打に終わった。第4打席で右膝付近に自打球を受け、空振り三振後に右足を引きずりながらベンチに戻っていた大谷は試合後に「大丈夫だと思います」と軽症であることを強調した。

 この日も「6番・DH」でスタメン出場を果たした大谷。第1打席で空振り三振を喫するなど4打数無安打に終わった。第4打席ではドジャース守護神のカットボールをスイングした際に右膝付近に自打球が直撃。一度、打席を外しソーシア監督もベンチを飛び出したが、再び打席に戻り空振り三振に終わった。

 試合後に取材に対応した大谷は自打球が右膝に当たったことを明かし「大丈夫だと思います」と軽症であることを強調した。

 また、この日は第1打席から3打席連続でセーフィーバントを試みるなど、これまでと違った打席を見せた。ドジャースの守備陣形が極端に右方向に守る“大谷シフト”を敷いていただけに「チャンスがあればそれの方が確率が高いかと思って」と理由を説明した。

 これまでも相手チームが“大谷シフト”を敷いていたが「あそこまで極端なのはなかった。転がせば100%セーフっていう感じのシフトなので」と、出塁するための最善策を選んだことを口にした。

 この日は4打数無安打に終わり3試合連続ノーヒットとなった大谷。打率は.269に下降し、3日(同4日)のマリナーズ戦で復帰してからは計5試合で16打数2安打、打率.125となっている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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